薄毛や抜け毛を引き起こす5つの原因
薄毛や抜け毛の原因にはいくつかあります。これらの原因のうち1つが原因で抜け毛が引き起こされることもありますし、いくつかの原因が複合して引き起こすこともあります。
これらの中には自分の取り組みで改善できるものもあります。どういった原因があるか把握して改善できるものは改善してきましょう。
抜け毛・薄毛の原因
抜け毛・薄毛の原因には、①遺伝、②食事、③ストレス、④病気、⑤間違ったヘアケアなどがあります。
遺伝
AGA(男性型脱毛症)や円形脱毛症は遺伝することが明らかになっています。両親の遺伝子の組み合わせから男性は約70%、女性は約30%の割合で薄毛になりやすい遺伝子を受け継いでいることになります。
祖父や父親が薄毛だと本人もハゲやすいと言われます、しかし、実際には母方から薄毛になりやすい遺伝子を受け継ぎやすい傾向があります。母方の祖母や親戚に薄毛の人が多かったら本人も薄毛になる可能性が高いです。
医学の進歩により薄毛になりやすい遺伝子はある程度判明しています。AGAの場合は、最近では簡単な検査キットで自宅で自分が薄毛になりやすい遺伝子を持っているか調べることができます。
この検査をすると自分がどの程度、薄毛になりやすいかなどを知ることができます。手軽にできるので不安のある方は試してみましょう。自分を知ることでよりしっかりとした対策を取ることができます。
食事
髪の毛はケラチンというタンパク質からできています。その他にビタミンやミネラルも髪の成長には欠かせません。
こういった髪に必要な原料は食事から取ります。これらの原料をしっかり取るためにバランスの良い食事は重要です。
ストレス
ストレスを受け続けると自律神経のバランスを崩して体調がおかしくなることがあります。これにより髪の発毛も影響を受け薄毛になることがあります。
特に円形脱毛症の場合は、ストレスによる自己免疫疾患により抜け毛が起きるのではないかと言われています。実際に強いストレスを受けると円形脱毛症になる事例が多数確認されています。
病気
抜け毛を引き起こす病気に脂漏性脱毛症があります。この病気は頭皮の皮脂の増加により細菌が繁殖して炎症が起き脱毛が増えます。
その他に粃糠性脱毛症という病気もあります。これは乾燥したフケにより細菌が繁殖して炎症が起き脱毛症を引き起こすものです。
頭皮の炎症に気づいたら早めに皮膚科の診察を受けましょう。
間違ったヘアケア
髪を洗ったあと、シャンプーをちゃんと洗い流さないと残ったシャンプーで頭皮が炎症を起こす恐れがあります。また、過度の洗髪は頭皮の皮脂をすべて洗い流し頭皮の乾燥を招きます。適度な洗髪をこころがけましょう。
その他にポニーテールなどで髪をまとめると髪が引っ張られ抜け毛増える恐れがあります(牽引性脱毛症)。
薄毛や抜け毛の原因にはいくつかありますが、男性薄毛の原因のほとんどは男性型脱毛症(AGA)によるものです。育毛剤でしっかり育毛ケアしましょう。